売切必至!行列のできる店内製造おむすび専門店の実態

朝から行列ができているおむすび専門店って、一体何がそんなに特別なんだろう?そんな疑問を抱きながら、都内で話題のおむすび専門店「おむすび ころりん」に足を運んでみました。

お店に着くと、開店前なのに既に10人ほどの行列が。地元の常連さんらしきサラリーマンから観光客らしき人まで様々な人が並んでいます。

「なぜこんなに並ぶんですか?」と前に並んでいた方に聞いてみると「ここのおむすびは米の甘みが違うんだよ。それに具材が絶妙なんだ」と教えてくれました。

ドアが開くと、店内からはふわっと炊きたてのご飯の香りが。カウンター越しに見えるのは、白い手ぬぐいを頭に巻いた女性スタッフが次々と握っていく様子。全ておむすびは注文を受けてから握られるのだとか。

メニューは定番の鮭や梅から、季節の旬の食材を使った日替わりまで約20種類。値段は1個180円から。特に人気なのは「炙り明太子バター」と「高菜と卵の炒め物」だそう。

注文したのは、看板メニューの「炙り明太子バター」と店主おすすめの「しらす大葉」。待つこと5分、できたておむすびが手渡されました。

一口かじると…これはハマる!米が絶妙な粘りと甘みを持っていて、具との相性も完璧。明太子はほどよい辛さでバターのコクと見事に調和し、しらすは新鮮な磯の香りが口いっぱいに広がります。

驚いたのは米へのこだわり。店主によると「毎朝4時から炊き始める特別栽培米を使用。温度管理を徹底して最高の状態で握ります」とのこと。具材も市場で直接目利きして仕入れるそうです。

「一日600個限定なんです。いつも午後3時には売り切れてしまいます」と店員さん。なるほど、朝の行列も納得です。

おむすびの原点回帰とも言えるシンプルさと、素材の良さが光る味。忙しい朝でも手軽に本格的な味が楽しめるのが魅力です。

駅からのアクセスも良く、テイクアウトもできるので通勤・通学途中に立ち寄るのもおすすめ。早起きして並ぶ価値は十分あります。まさに「売切必至」の名に恥じない、おむすび専門店の真髄を味わえる一店でした。


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